T獣医 最近の勉強事情

皆さん、こんにちは。多忙を極める3月末をいかがお過ごしでしょうか

筆者は4月から新しい職場に移る関係で、仕事の引継ぎやら新居の準備やらで、かつてない忙しさに見舞われています。

今の職場の皆さんも、新年度の人事発表を控え心なしかソワソワしているように見受けられます。

動物病院や診療所では人事異動というものは円遠いことかもしれませんが、企業勤めや公務員獣医師にとっては引っ越しを伴うこともあり、

一大関心ごとであります。

年に数回行われる上司ヒアリングでは「異動したい部署はあるか?」「今の職場は辛くないか?」など人事異動に絡めた質問もされます。

昨年度一緒に仕事していた同僚獣医師は、前回の人事異動で100キロ以上離れた新職場に移っていきました。

最近はメディア等で長時間労働や〇〇ハラスメントといった「働き方」にまつわるネタが多く取り上げられています。

比較的大きな企業や官公庁などは旧来の働き方にメスを入れていかざるを得ません。

最近の傾向として、比較的、若手の意見は通りやすくなっているような気がしています。

筆者は先週、東京出張という名の有給消化を実行していました。そして3月最終週も有給消化して新しい職場への引っ越し作業にあてる予定をしています。明日、月曜日は春分の日で祝日のため、残りの出勤日は4日間となりました。

引継ぎやら引っ越し作業やらでブログの更新と日々の勉強が停滞しています。

読みかけの専門書、一般書、学会誌など多くあります。

教科書や資料も引っ越し作業で段ボールにパッキングしなければいけないので、読めるものは今日のうちに読み切ってしまいたいです。

筆者の獣医としてのスタイルは専門書と教科書を行ったり来たりしながら、論文や研究レポートなんかも読み込みつつ、臨床の現場で実践してみて、いろいろな獣医(臨床医や研究者)たちと意見を交換して、知識ストック&腕磨きしていく、というものです。

職業柄、普段は牛や鶏、豚といった産業動物に触れることが多いですが、機会があれば小動物臨床の先生や細菌、ウイルス、病理の専門家の意見も参考にしたりします。

あと欠かせないのは、動物を飼っているオーナーさんの意見は超大事です。

皆さん、その道何十年のプロ中のプロですから、教科書的なことをしっかり実践している方もいれば、

一見非常識な管理でもしっかり結果を出せている方もいます。

オーナーさんは一人ひとりが経営者です。社長です。

人によって経営方針が違うことは当然でA農場で歓迎されることもB農場では拒絶されるような場面には多々遭遇します。

獣医「学」の本質は、動物とそれを取り巻く現象を科学することだと思います。

獣医「師」の本質は、動物とオーナーの間に立って、両者の幸せを総合的に最大化することではないでしょうか?

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