Re:確実に一歩ずつ進めば大丈夫

ご連絡ありがとうございます。筆者でよければいつでも返事させていただきますので、何なりとお申し付けください。

獣医志望の受験生や保護者の方、再受験希望の社会人の方などお気軽にお問い合わせください。

(前記事にメッセージを頂戴しましたので共有&追加返信をさせていただきます。一部略称改変)

こんばんは。
早速に詳細なご返事を頂きありがとうございました。
T
獣医 様のおっしゃる通り塾はA塾でなくてもいいのかなと思い、数学はB塾で春期講習を検討しております。
予想はしていましたが、共通テストはかなりの高得点でないと難しいのですね。 
一応、4月からA塾で英語と化学、他塾で数学を取る予定で、状況次第でC塾などに転塾してもいいかと思っています。
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月に受けた共通テスト同日模試は、マークミスもあり、化学、生物も力及ばずで600点に届きませんでしたが、本人も最近は少しスイッチが入ったようなので、がんばってくれるといいのですが。
また、困ったことがあれば、是非ご質問させていただきたく、その際はどうぞ宜しくお願いいたします。

寒く、暗く、長かった冬も明け、花の芽吹きを感じる春が近づいてきました。

「春のやる気」という言葉が示すように、勉強に対してだけでなく、あらゆる方面にエネルギッシュになれる季節がやってきましたね。

新高校3年生の方はいよいよ初めての大学受験に向けての勝負の年が始まりました。

国立でも私立でも、獣医系を目指すうえで英語、数学、理科の勉強は言うまでもなく大事です。

北海道大獣医や東京農工大獣医を突破するためには、英語の読解力だけでなく記述力も要求され、数学+理科2科目の勉強も必要になります。

東京農工大獣医においては、頭をひねくりまわすような問題が出ることは稀で、受験で繰り返し出されるような標準典型問題をいかに正確に確実に解くかがカギになってきます。

しかしこの標準対策が結構難しいのです。

受験である程度のレベルに達すると、どうしても難しい問題を解くことに勉強の主眼が向いてしまうのです。難問に挑戦すること自体は、時に楽しく、解けた時の喜びはひとしおです。

そして受験生だけでなく指導者をも悩ませる難問の中には、学問の本質を教えてくれるような「伝説の良問」が存在するもの事実です。

例えば東大数学で出された、ゆとり教育に対する皮肉的な?良問↓は当時の受験界を大いに賑わせました。

(獣医師の筆者がこの問題を深く解説するのはやめておきます。)


特に周りの受験生のレベルが高く、東大・京大・医学部志望の学生が多いと、取り組む問題のレベルもつられて上がっていきがちです。

予備校の難関コースに在籍していると、本番で決して出題されることのないようなレベルの演習を繰り返すことになってしまうかも。

ただ、受験する年によっても問題のレベルは上下するので、難化したときのことを想定して、少し難しめの問題に慣れておくことは難関コースに在籍するメリットかもしれません。

本記事の字数も増えてきましたので、そろそろ次の記事に移行します。

今回と前回の記事で触れることのできなかった大切な話を紹介したいと思います。

(つづく)

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